学校法人東洋大学が附属学校を設置している都市で開催する「東洋大学文化講演会」。今年は「和食を未来へ継承していくために。日本の食を〝文化〟に」をテーマに行われます。
 講師は、フードコラムニストの門上(かどかみ)武司さん。和食がユネスコの世界無形文化遺産に登録されて以来、世界的にも注目を集めているなか、わたしたちがおろそかにしてはいけない「和」の食文化について考えていきます。
 門上さんの豊富な取材経験や執筆活動をもとに語られる話題は、新しい発見や驚きを与えてくれそうです。参加希望者は、下記申し込み方法を参考にお申し込みを。

【日時】10/17(土)13時30分開場、14時開演、16時頃終演予定
【場所】東洋大学附属姫路中学校・高等学校「50周年記念ホール」
(〒671-2201姫路市書写1699番地)
※駐車場(無料)あり
【入場料】無料
 ※事前予約制 【定員】350人(先着順)


門上 武司さんからのコメント

 一昨年、和食がユネスコの世界無形文化遺産に認定されて以来、世界から注目を集め各国で和食店が増えています。「DASHI」や「UMAMI」という言葉がひとり歩きしているのです。同時に、これは私達が和食とはいったい何であるかを考えなければならないことにもつながってゆくのです。いまや私達の生活では和服姿が消え、和室の存在も危うい状況です。食の分野ではかろうじて和食という言葉が生きながらえているのです。衣食住という人間に不可欠な要素のなかで「和」と堂々と言えるのは食だけです。つまり和食を知ることが、私達日本人である最後の砦といっても過言ではありません。
 そして食べることの大切さ。食からさまざまなネットワークも広がります。おいしく食べるためのコツ、自分にあった飲食店の見つけ方、また、いま関西で注目すべく飲食店の魅力など、食の世界を巡る様々な話題を散りばめてゆきます。

プロフィール

門上 武司 Takeshi Kadokami
株式会社ジオード 代表取締役/フードコラムニスト。
1952年大阪生まれ。関西の食雑誌『あまから手帖』の編集顧問を務めるかたわら、食関係の執筆、編集業務を中心に、プロデューサーとして活動。「関西の食ならこの男に聞け」と評判高く、テレビ、雑誌、新聞等のメディアにて発言も多い。著書に、『門上武司の僕を呼ぶ料理店』(クリエテ関西)のほか、『スローフードな宿』『スローフードな宿2』(木楽舎)、『京料理、おあがりやす』(廣済堂出版)等。「水野真紀の魔法のレストラン」(毎日放送)ではコメンテーターを務める。国内を旅することも多く、各地の生産者たちとのネットワークも拡がっている。

申し込み方法

<はがき>
〒住所・氏名・年齢・性別・電話番号・希望参加人数を記入して、
〒671-2201姫路市書写1699番地 東洋大学附属姫路中学校・高等学校 事務室あてに送付。

<FAX>
参加申し込み書をダウンロード、必要事項を記入して、 東洋大学附属姫路中学校・高等学校 事務室=FAX079-266-4590へFAXを。
参加申込書ダウンロード

<Web>
下記ボタンから応募フォームのページ(外部サイト:東洋大学附属姫路中学校・高等学校のHP)へ行き、必要事項を記入して送信ください。
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問い合わせ

東洋大学附属姫路中学校・高等学校 事務室
☎079-266-2626
※受け付け9時~16時30分、土・日曜、祝休。