タイケンジャー

MISSION13

芸術の秋にアート センスを磨くべし

読者モデル

珍しいコパークラフトの世界へ

 珍しいアート作品を作って指令に応えよう、と向かったのは旧太子町役場。同町在住の藤原理恵子さん(74)が主宰する「コパークラフトRie」の一日体験に参加します。コパークラフト(銅板工芸)は、厚さ1・5㎜の銅板に描いた下絵に沿って鉄筆や竹ベラで凹凸をつけて立体感を出し、硫化着色で銅を変色させて明暗が出るように表現していく芸術。レリーフや表札、ブローチといったものが制作できます。
 藤原さんは1986年から6年間、夫の転勤で東京に住んでいた際に技術を習得し、帰郷。兵庫県などが主催する「全国手工芸コンクールinひょうご」で文部科学大臣賞を受賞したこともあります。作品「虫の声」(写真①)を見せてもらうと、独特の風合いがあり、息をのむほどの美しさ。



季節に合わせブドウのレリーフ作り

 タイケンジャーには、普段3歳の息子と工作や手形アートを楽しんでいるという読者モデルの鉄本由加里さん(30)を任命し、縦18㎝、横13㎝のレリーフを仕上げていきます。約10種類の図案から、ブドウを選択。「ブドウはちょっと難しいよ」という藤原さんのアドバイスもなんのその、強気な鉄本さん。ボールペンで銅板に絵柄を移していきます(同②)。次の工程に進む前に、パワフルな藤原さんから静かに注意点を聞く鉄本さん、もはや師弟関係のよう(同③)。





銅の持つ性質を利用して、渋い作品に


 図案を外し、鉄筆で絵の輪郭をなぞり、裏返して縁取っていきます。鉄本さんは「結構力がいる」と手のひら側の親指の付け根が痛そう。それから竹ベラを使い凹凸を出し始め、再び鉄筆でブドウの粒に高低差をつけて立体感を出していく作業を。 「ゴールが見えない。本当に完成するのかな」という鉄本さんの不安をかき消すように、「シャシャッとなぞって。簡単、簡単」と藤原さんの激励が。繰り返すうち、力の入れ加減が分かってきたせいか鉄筆の動きもスムーズに。はめた手袋が職人の雰囲気さえ醸し出しています(同④)。


 ようやく研磨剤で銅板を磨いてコーティングを剥がし、硫化着色剤に漬けるところにたどりつきました(同⑤)。



重曹で色止めし、磨き粉で濃淡をつけ、透明スプレーを振ってできあがり。「慣れてくると無心になれました」と一仕事を終えた鉄本さん。 今回は「一色染め」なので着色剤で「黒」にしましたが、出し入れのタイミングなどによって赤、薄金、濃金、玉虫、黒の5色で表現していく「多色染め」もあります。銅が持つ性質を利用して色を出せるコパークラフト。とにかく渋い。

今回体験
したのは
コパークラフト(一日体験)
所要時間 約2時間
場所 旧太子町役場(太子町鵤1369-1)
次回開催日時 10月26日(水)午後1時30分~
※10月22日までに要申し込み
料金 1000円(材料費込み)
持参物 赤ボールペン、白手袋
DATA コパークラフトRie
【TEL】090-9860-9222
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